放置すると命の危機に?メタボリックシンドローム!!
結婚すると急に太ってしまう、社会に出るとストレスや飲み会の多さからついつい食事を取り過ぎてしまう、仕事が忙しくなかなか運動する時間がとれない、といったことは30代を越えた方々のあるあるだと思います。
またそういった生活習慣によるものもあれば、若い時のように異性にモテたいという感覚も徐々に薄れていき、ご自身の体型を気にするのは唯一、健康を維持するためになるなど、痩せる為のモチベーションも少なくなっていくものです。
あるいはそういったモチベーションの有無だけでなく、飽食な日本では塩分が濃く、脂肪分の多いおいしい食事もどこででも食べられ、自分で気を付けなければついつい不健康な体型・食生活を送りがちになってしまいますよね。今回はそういった不健康な生活によって生みだされるメタボリックシンドロームについて記事を書いていこうと思いますが、特にメタボの症状は男性ホルモンの影響からお腹に脂肪をためやすい男性に起こりやすいので注意するようにしましょう。それでは記事を始めてまいります。
メタボリックシンドロームでなにが起こる?
すでにメタボリックシンドロームの知名度はかなりあると思いますが、よくよく聞く誤解を訂正すると、肥満体系の方が多くなってきたから「メタボ」という言葉が出来たわけではなく、メタボの判断基準になる脂質異常・高血糖・高血圧が原因で動脈硬化などを引き起こし、それが命に係わる大病のきっかけになることが判明し、それを回避するためにメタボという言葉出来たので、スタートは肥満ではなく疾患を未然に防ぐことを目的につけられています。
では、日本にはどのくらいメタボの方がいらっしゃって、メタボの方は普通体形の人よりのどのくらい病気になりやすいのか?以下の引用を見てみましょう。
男女別年代別にメタボリックシンドロームを持っている人の割合を示したものです。70歳代の男性を除いて、年代と共にその割合が男女とも増えています。60歳代の男性で23%、女性で7%の人がメタボリックシンドロームの病態を持っていることがわかりました。
男性に比べて、女性の頻度が低いのは、先に説明しましたように内臓脂肪がたまってくるのに、ストレスや男性ホルモンの影響が大きいためと考えられますが、さらにメタボリックシンドロームの診断基準が影響していることも否定できません。
さらに、これらの人の中で心筋梗塞や脳卒中を起こしたかどうかを追跡した結果、メタボリックシンドロームを持っている人は、脳卒中に1.7倍、心筋梗塞に2.4倍なりやすいことが明らかになりました。興味深いのは、メタボリックシンドロームの病態(先に触れた肥満、境界型糖尿病、脂質代謝異常と高血圧)を全く持っていない人を基準にすると、これらの病態を一つずつ多く持った人はさらにリスクが高まることでした<図8>。
女性よりも男性の方が肥満体系になりやすいイメージはありますが、これは仕事でいつも外にいるため、外食しやすい。付き合いの飲み会で暴飲暴食してしまう。などだけが理由ではなく男性ホルモンの影響もあったんですね。
メタボは怖いけど、運動する時間はないな。。
痩せる方法というのは、本当に人それぞれだと思います。昔から運動が好きな方もいれば、食事療法でなんとかしたいと思う方もいらっしゃいます。運動をして筋肉をつけ、さらに有酸素運動をすることはダイエットの王道ともいえるほど、効率の良い痩せ方です。
しかし、不得意なことを無理して頑張っても続かないというのが正直な話だと思います。ですから、まずはご自身に合った方法を見つけて、少しずつ実践してならしていくことが大切だとおもいます。
また、食事療法で健康を害してしまうことも大きな問題ですが、減量中の「ケガ」にも十分に注意が必要です。例えばまったく運動していない方が、意気揚々といきなり激しく腕立て伏せをすると肩関節の脱臼、四十肩、肩靭帯断裂などを引き起こす可能性もあります。
あるいはスクワットは全身運動であると聞いて、いきなり百回も二百回も無理して行うと、膝を酷使し、ジャンパー膝、鵞足炎、膝蓋骨脱臼、、、と数々ある膝の疾患のいずれかが起こり、減量ではなくケガの治療が必要になってしまいます。
しかし昨今、ネットなどで紹介されている痩せ方は有酸素運動がいい、いや、悪い。プロテインを取る方がいい、いや、悪い。炭水化物を抜くダイエットがいい、いや、悪い。とどれが正解かわかりませんし、一つの意見を出せばそれに反対する意見が書かれていて、よくわからないと思います。
これは結局のところ、情報に踊らされても仕方がなく、どれを実践しても運動と暴飲暴食を控えていれば痩せていくわけですから、絶対にこれをする!という概念は捨てて、自分にはこのダイエットが合いそうだからだ、これを少しずつやっていく。ぐらいの気持ちで行えるといいですね。
最後になりますが、この章でも述べている通り、怪我なく、無理の無い範囲でダイエットはするようにしましょうね。